17.9% その1 [17.9%]
ある夏のお盆休み。
その年の夏は、涼しく過ごしやすい日々が続いていた。
そんな日に、和也は父方の実家へ御中元を手に向かっている。
その家は、和也に取って、お爺ちゃん、お婆ちゃんが亡くなってしまった今は
叔父さんでも有り、結婚の際にお世話になった仲人の家でもある。
父親と、和也そして、叔父さん・・・三人で飲み交わすのは、お盆とお正月・・・年に二度
決まってこの家だけに成っていた。
いつものように世間話に始まり、孫の話に兄弟の話・・・
そこへ、また一組の親子がやって来る。
和也の従兄弟と、その父親、(和也の父親の弟)だった。
久しぶりに会った従兄弟の顔を見て、思わず和也も笑みがでている。
しかし、その笑みは一瞬だけでむなしく消えた。
その理由は
従兄弟の父親の髪の毛が無くなっていたからだった。
病気で入院していたとは聞いていたものの・・・
一目で、軽い病気では無かった事を、和也は感じた。
その年の夏は、涼しく過ごしやすい日々が続いていた。
そんな日に、和也は父方の実家へ御中元を手に向かっている。
その家は、和也に取って、お爺ちゃん、お婆ちゃんが亡くなってしまった今は
叔父さんでも有り、結婚の際にお世話になった仲人の家でもある。
父親と、和也そして、叔父さん・・・三人で飲み交わすのは、お盆とお正月・・・年に二度
決まってこの家だけに成っていた。
いつものように世間話に始まり、孫の話に兄弟の話・・・
そこへ、また一組の親子がやって来る。
和也の従兄弟と、その父親、(和也の父親の弟)だった。
久しぶりに会った従兄弟の顔を見て、思わず和也も笑みがでている。
しかし、その笑みは一瞬だけでむなしく消えた。
その理由は
従兄弟の父親の髪の毛が無くなっていたからだった。
病気で入院していたとは聞いていたものの・・・
一目で、軽い病気では無かった事を、和也は感じた。
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