ムーンリバー その1「2人の距離」 [ムーンリバー]
上京して3ヶ月の男子。
新しい友達は出来たが,地元の友達と電話している時が一番素で楽しかった。
恋人未満の彼女へ久しぶりに電話をしてみた。
お互いの近況話をしていると彼女が・・・
「そぅ言えば夏休み,帰って来るんでしょ?みんなで海に行こうよ!
海!いつものメンバーでさ!」
断る理由は何も無かった。
「勿論!行くよ!海に!って言うか・・・会いたいから行くよ。」
熱い太陽の下で彼女と再会する事を思いながら,夜空を見上げるとビルの隙間から月が見えた。
あんなに遠い月がはっきり見えるのに,月より近いはずの君は,ぼんやりとさえも見えない。
目に見えないモノほど心を締め付ける。
環境が変わっても彼女への思いが変わらない事を感じていた。
新しい友達は出来たが,地元の友達と電話している時が一番素で楽しかった。
恋人未満の彼女へ久しぶりに電話をしてみた。
お互いの近況話をしていると彼女が・・・
「そぅ言えば夏休み,帰って来るんでしょ?みんなで海に行こうよ!
海!いつものメンバーでさ!」
断る理由は何も無かった。
「勿論!行くよ!海に!って言うか・・・会いたいから行くよ。」
熱い太陽の下で彼女と再会する事を思いながら,夜空を見上げるとビルの隙間から月が見えた。
あんなに遠い月がはっきり見えるのに,月より近いはずの君は,ぼんやりとさえも見えない。
目に見えないモノほど心を締め付ける。
環境が変わっても彼女への思いが変わらない事を感じていた。
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